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藤沢周平「人はどう生きるか」

人生の大事なときにこそ読む

藤沢周平「人はどう生きるか」

本書で取り上げた名作に登場する人物の生き方、考え方から、現代という“生きづらい時代”を生きる希望が見えてきます。

著者 遠藤 崇寿
遠藤 展子
ジャンル 生き方
出版年月日 2018/12/03
ISBN 9784908117534
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

巻頭エッセイ  父・藤沢周平が描きたかったもの  遠藤展子 

第1章 若者たちの挫折と自立を描く「成長物語」
 SPECIAL ISSUE
  「藤沢作品」は、現代日本人にとっての癒しの文学である  養老孟司 
  「藤沢周平の原風景」(『闇の穴』あとがきより) 藤沢周平  
  寅さんと藤沢周平さんの眼差し 山田洋次 
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『蟬しぐれ』 秋山駿  
 INTERVIEW
  『蟬しぐれ』は、僕の青春そのものです! 江夏豊  
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『風の果て』 皆川博子  
  『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』 児玉清  
  『人間の檻 立花登手控え四』  新見正則  
  『玄鳥』 中野孝次  
  『刺客 用心棒日月抄』 常盤新平  
  『秘太刀馬の骨』 出久根達郎  
  『隠し剣秋風抄』 藤沢周平  
  『ささやく河 彫師伊之助捕物控』関川夏央  
  『闇の穴』  藤田昌司  
  『溟い海』の背景 藤沢周平  
 INTERVIEW
  藤沢文学の愉しみはつきない 湯川豊  
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『闇の歯車』 湯川豊  
  『暁のひかり』 あさのあつこ  

第2章 悲哀と不条理の人生にもある一筋の「光」
 INTERVIEW
  人に対する眼差しの優しさ、そして自然の描写が素敵です! 竹下景子  
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『驟り雨』  原田康子  
 INTERVIEW 「幸せとはなんだろう?」を教えてくれる作品 篠田三郎  
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『橋ものがたり』 井上ひさし  
 INTERVIEW
  失敗や挫折を胸に刻みながら、生き抜いていく覚悟 松平定知  
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『闇の梯子』 関川夏央  

第3章 残照を浴びて晩年の生きがいを探す
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『三屋清左衛門残日録』  丸元淑生  
  『海鳴り』 後藤正治  
 INTERVIEW
  藤沢文学を「撮る」楽しみ、「観る」楽しみ 杉田成道  
 ・藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」
  『花のあと』 桶谷秀昭  
  『静かな木』 立川談四楼  
  『漆の実のみのる国』 関川夏央  
  『藤沢周平句集』  湯川豊  

あとがき 遠藤崇寿  

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内容説明

藤沢周平作品の人間像を克明に解説、「生きるヒント」を与えてくれる!
時代小説の名手・藤沢周平の名作のエッセンスをひもとき、作品に込められた「生きることの素晴らしさ」を味あわせてくれる本。
藤沢周平ファンにとっては、再び名作の感動にひたることができ、これまで藤沢作品を読んだことのない人には、藤沢ワールドの魅力を発見するための一冊!

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