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声に出して読む 渋沢栄一「論語と算盤」

声に出して読む 渋沢栄一「論語と算盤」

世紀を超えた名著『論語と算盤』の真髄を現代に引き寄せて解説。生きるための判断基準を渋沢にすれば間違いない!

著者 齋藤 孝
ジャンル 人文・思想
生き方
出版年月日 2019/07/12
ISBN 9784908117664
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに ◆音読することで、心のなかに渋沢精神が刻まれる
       ◆格差社会に警鐘を鳴らしつづけた「資本主義の父」
1. 遠くて近いは「論語」と「算盤」
2. 正しい道理あってこその富
3. 武士道と商業を論語でつなげる
4. 人物を見抜くポイント
5. 論語は案外平易で実用的
6. 「時」を待て。でも「時」を逃すな
7. 平等とは能力の適不適を察すること
8. 不遇のときはひたすら勉強
9. 自分にとっての「蟹の穴」を見つける
10. 好調なときこそ気を引き締める
11. 活字は認知症予防に効くクスリ
12. 先の心配よりいまやるべきことをやる
13. やるのは自分
14. 何で世の中に貢献できるかをよく考える
15. 下腹部を鍛錬し勇猛心を養う
16. 「何が何でも」の気概を持つ
17. 常識人か否かを「知・仁・勇」でチェック
18. 発言の良し悪しは「心」しだい
19. 相手を選ばず人に会う
20. 習慣と人格は一心同体
21. 目指すべきは「常識人」
22. その親切、「ありがた迷惑」かも
23. 仁義道徳が築く「win-winの関係」
24. 行いが道理にかなっていれば富は得られる
25. 金持ちは社会に恩返しするべし
26. よく稼ぎ、よく使え
27. 「勉強好き」は日本人のアイデンティティ
28. 趣味のように仕事を楽しむ
29. 世界平和につながる「論語の心」
30. 人生はチームプレーでうまくいく
31. 惰性に流れない
32. 俗信・迷信を打破しろ
33. 嫌われない国になる
34. 社会貢献度で人を見る
35. 「浩然の気」を養う
36. かっこつけるな、卑屈になるな
37. 「意志の鍛錬」をする
38. 結果だけで評価しない
39. 修養を積むと判断のスピードが上がる
40. 謙虚と遠慮は違う
41. 労使は対立関係にあらず
42. 会社に秘密があってはならない
43. 長生きを喜ぶ
44. 「欧米心酔」、昔といま
45. 時間感覚を磨け
46. 親孝行な子になるかどうかは親しだい
47. 「いまどきの若い者は」と言わない
48. 目指せ、男女総活躍社会
49. 真の親孝行とは
50. 運は開拓するもの
51. 成功も失敗も人生の残りかすのようなもの
おわりに

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内容説明

新一万円札の顔として話題の渋沢栄一の名著を、齋藤孝が読み解く!
『論語と算盤』の原文から音読向きの言葉を選び取り、それを現代に引き寄せて丁寧に解説。1項目4ページ、スーッと頭に入る。
「日本人の幸福の絶対量を増やしたい」
「渋沢だったら、と思えば、ズルはしない人生になる」
「公と私で言うと、必ず公を優先させる。これが志だ」
「相手を切り捨てず、仁愛の情で接する」
「自分の成功・失敗なんて糟(かす)のようなもの」
「論語精神があれば自分の心が強くなり、他人にもよくしてあげられる」
「論語は精神文化、算盤はビジネス。その両方を兼ね備えることが現実的な正しい生き方である」
──こんな渋沢精神を、子や孫に伝えられる本!
──生きるための判断基準を渋沢にすれば間違いない!

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