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世界史で読み解く「天皇ブランド」

国際教養が身につく「21世紀の君主論」

世界史で読み解く「天皇ブランド」

世界の王室の“栄光と没落”を俯瞰しながら「天皇と日本人」「皇室の価値」「男系・女系継承問題」を理解する画期的グローバル教養本

著者 宇山 卓栄
ジャンル ノンフィクション
世界史
出版年月日 2019/09/20
ISBN 9784908117640
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第1部 世界史の中の天皇
Chapter1 2000年受け継ぐ世界唯一のエンペラーブランド
Chapter2 「天皇」の称号を打ち出した古代日本の国際戦略
Chapter3 世界史の中のエンペラーたち
Chapter4 天皇家だけが変わらなかった――世界の王室の過去と現在

第2部 世界の王室の継承問題①
Chapter5 女系天皇を認めるとどうなるのか
Chapter6 なぜイギリスでは女王や女系王が認められたのか
Chapter7 フランス王室に学ぶ「皇位継承問題」
Chapter8 女王の国オランダ、男系維持との格闘

第3部 世界の王室の継承問題②
Chapter9 華麗なるヨーロッパ王室の女性たち
Chapter10 「女性天皇容認」が招く結果
Chapter11 男系維持は本当にチャイナの影響か
Chapter12 男系論、女系論それぞれの論点早見表

第4部 政治・国家運営と天皇
Chapter13 日本は今も帝国である――立憲君主制・共和制の起源
Chapter14 アメリカはなぜ君主制を採用しなかったのか
Chapter15 皇室を葬った中国、守った日本
Chapter16 「天皇制」という言葉はタブーか――民主主義と世論戦

第5部 宗教的権威者としての天皇
Chapter17 天皇は神なのか――神道と日本人
Chapter18 天皇は本当に教皇に近い存在なのか
Chapter19 君主は宗教を必要とする――人が人を支配する原理
Chapter20 ヨルダン国王はムハンマドの血統を引いているのか

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内容説明

ベストセラー『「民族」で読み解く世界史』の著者が、天皇ブランドの秘密に迫る!

本年(2019年)、日本は令和の時代を迎え、新天皇が即位しました。それに伴い、皇位継承論議が再び本格化することでしょう。
日本の皇室は万世一系を貫き、世界最長の歴史を持ち、海外の王室、政治家、知識階級の人々から多大な尊敬を集めています。とはいえ、昔から天皇、皇室とともに歩んできた日本人は、その価値、ソフト・ブランドとしてのパワーに気づきにくい面もあります。
そこで本書では、「世界の権威・権力者」の実像やブランド力、そして王位継承をめぐる戦いの歴史なども見つつ、世界史の教養から天皇のプライスレスな価値を検証し、皇室が抱える課題や将来像にも迫ります。

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