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高橋洋一、安倍政権を叱る!

高橋洋一、安倍政権を叱る!

言わんこっちゃない! 消費増税、新型肺炎、このうえ五輪中止なら日本は大不況に見舞われる!奥の手はある。安倍総理のやる気次第だ

著者 高橋 洋一
ジャンル 政治・経済
出版年月日 2020/03/26
ISBN 9784908117725
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

まえがき

第1章 新型肺炎は安倍政権の「致命傷」か
◎新型肺炎は「感染症モデル」で予測できる
◎中国武漢での感染者数は20万人以上いるはず
◎WHOの終息宣言がなされなければ、五輪は?
◎致死率が低い感染症は感染力が強い
◎中国政府のウソ
◎入国制限をしなかったのは大きなミスだ
◎要は再感染率を減らすこと
◎日本政府もWHO同様に動きが鈍かった
◎なぜ指定感染症の「施行」を遅らせたのか
◎「ダイヤモンド・プリンセス」号は入港拒否できた
◎安倍政権、とりわけ加藤厚労大臣の決断力のなさ
◎すでに中国の経済は落ち込んでいた
◎世界経済への影響は?
◎中国依存の韓国、北朝鮮は深刻な状況に
◎日本経済への影響は?
◎政変が多い子年と五輪開催年、安倍政権はどうなる?

第2章 絶対にやってはいけなかった消費増税
◎やはり「消費増税」は大失政だった
◎それでも「台風、暖冬の影響」と言い張る政府、日銀
◎黒田日銀総裁はいつも「消費税の影響は軽微で一時的」
◎言わんこっちゃない、悪い数字のオンパレード!
◎経済の数字は、選択的に見てはダメ
◎「0勝8敗」という最悪の状態だ
◎前回の3%より今回の2%のほうがダメージが大きい
◎補正予算でかろうじて対策を打ったが
◎「健全財政」にこだわる財務省と経済財政諮問会議と不健全
◎世界を見渡してみても日本は「財政破綻」からほど遠い
◎何度でも言う! 消費税を社会保障目的税としている国などない
◎消費税は、ごまかしの歴史
◎消費増税対策が複雑すぎた
◎「れいわ新選組」は消費増税をよく知らなかった
◎「全品目」軽減税率ができないなら、全額地方財源にせよ

第3章 アベノミクスの7年を無駄にするな
◎インフレ目標を設定した政権は初めて
◎金融政策で雇用が改善、自殺者も減少
◎為替レートを安定させ、貿易をしやすくした
◎消費増税を「政治的」に認めた安倍総理
◎財政出動しないのは「増税」と一緒だ
◎第3の矢は「300本を射って何本当たるかどうか」
◎大蔵省の「中興の祖」と呼ばれた
◎大蔵省から切り離された郵政は民営化以外に生き残れなかった
◎簡易保険の「簡易」は「大ざっぱ」という意味
◎民主党政権下で再国有化された郵政を放置した安倍政権
◎魅力的な商品がつくれない「かんぽ生命」の押し込み販売と不正
◎安倍政権の経済対策の成績はABCDの「C」

第4章 なぜ日本は「低成長国」であり続けたのか
◎平成30年間の日本の成長率は世界でイラクの次に悪い
◎「日本1人負け」「失われた20年」という現象はなぜ起きたか
◎「生産性」が低いのも「マネー不足」が根本原因
◎バブル時代も実は物価は高騰していなかった
◎よく言われた「構造改革」って何?

第5章 新型肺炎と東京五輪後の危機突破のために
◎大不況を防ぎたいなら「大盤振る舞い」せよ
◎『朝日』がありがたがったサマーズは教科書通りに言っただけ
◎マイナス金利だと、国債を発行すれば国は儲かる
◎国債発行による政府支出は「一石三鳥」の政策
◎「財政破綻」する国の国債が大人気になるはずがない
◎日本は長期金利もマイナス
◎イールドカーブを知れば経済状況が見える
◎「逆イールド」は何を意味しているのか
◎マイナス金利は金融機関には最悪だが、国には将来投資の絶好機
◎いま国債を発行しても問題ない
◎適切な割引率にアップデートして費用対効果を計算し直せ
◎MMTは数式モデルを持たない「マユツバもの」
◎国債で「100兆円基金」をつくれば経済が動き出す
◎国は「民間にはできない投資」をしなければいけない
◎研究開発への投資をもっと増やせ
◎ベネフィットとコストの緻密な計算をする
◎便益の計算はかなりメカニカルに行う
◎公共事業に政治家が口出しする余地はほぼない
◎高速道路にはコスト以上の価値がある
◎教育投資は投資効果が非常に高い
◎いま国債を発行すれば将来世代の負担が減る
◎インフレなら予算規模が「過去最大」になるのは当たり前
◎財務省は緊縮財政を今すぐやめるべき
◎安倍政権が及第か落第かは、安倍総理の決断にかかっている

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内容説明

だから、あれほど消費増税をしてはいけないと言ったのだ!
これだけ国益を損ね、マイナス局面の中、憲法改正などできまい。
しかし、まだ国難突破の「奥の手」はある!

◎新型肺炎、初動が遅れた日本政府の決定的ミス
◎中国の感染者数、私の試算では発表の3倍以上!
◎大蔵省同期・加藤厚労大臣の決断力のなさが悲劇を呼んだ
◎景気大失速――政府の言い訳はウソばかり
◎総理が、副総理、増税派、親中派に忖度してどうする!?
◎消費増税、新型肺炎による大不況を防ぎたいなら「大盤振る舞い」だ
◎市場金利がマイナスの今こそ国債をガンガン発行し、将来投資せよ!
◎政府が「100兆円基金」をつくれば日本経済は動き出す ほか

「筆者は、いま安倍総理が最優先で成し遂げたいことは、経済をよくすることではないと見ている。おそらく憲法改正や外交などであろう。しかし、消費増税で経済指標を悪化させ、デフレ脱却も成らず、加えて新型肺炎問題の不手際では、とても憲法改正どころではないであろう。一刻も早く、さらなる大型補正予算を成立させるべきだ」(本文より)

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